【学生百合】女子高生百合のオススメ小説8選

学生百合の中でもとりわけ多いのが高校生という年代。
高校生同士の百合を描いた作品の中から、特にオススメの8冊を紹介します。

入間人間『安達としまむら』
恋する女の子そのものをていねいに描いた作品。
学校の友人や家族など、人付き合いについても深く掘りさげられてます。
「なんとなく」「まぁいいか」「どうしよう」、
そんな曖昧な気持ちが文章に漂っていて、もはや哲学。
安達の頑張りが報われる度に良かったね~と親のような気持ちになります。
https://www.yurinovel.com/adachitoshimamura/
あさのあつこ『ありふれた風景画』
「女の子同士の恋なんて思春期の気の迷い説」を信じている人には
この本を突きつけてあげましょう。
とある理由から周囲から浮いてしまった女の子二人が惹かれあうお話。
彼女たちと同じ道を選ぶ女の子が、どこかにいるんだろうな、と思わせてくれます。
https://www.yurinovel.com/arifuretafukeiga/
柚木麻子『終点のあの子』
海外暮らしをしていた風変わりな女の子と友達になった主人公。
彼女と一緒にいることにちょっと優越感を覚えていたけれど…。
大人になってからふと思い出す日を集めたような短編集。
痛くてまぶしい青春を堪能して感傷に浸れます。
https://www.yurinovel.com/endpointgirl/
杜奏みなや『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』
幼いころに出会っていた二人が高校生になってから再会するお話。
心を痛めることなくほのぼのとした百合が楽しめます。
ちょっとじれったいところもまたかわいい。
2巻で面白さがぐんと上がります。
https://www.yurinovel.com/koiochi/
みかみてれん『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(ムリじゃなかった!?)』
親友がほしい陰キャ主人公と、恋人になりたい学園のスパダリ(※女の子)の
ドタバタラブコメディ。笑えます。
女の子の可愛さを表現する文章力がすさまじく、
作者が本当に百合が好きなことが伝わってきます。
https://www.yurinovel.com/watanare/
陸秋槎『文学少女対数学少女』
文学少女は自分で書いた推理小説を、ひょんなことから
数学少女に読んでもらうことになります。
そこから二人の交流が始まって…。
ちょっと、いや、かなり頭を使う作品です。
数学がニガテという方はこの本を読むと数学の見方が変わるかも。
https://www.yurinovel.com/bungaku-sugaku/
秋吉理香子『暗黒女子』
ネタバレを絶対に見てはいけないイヤミス作品。
お嬢様学校ならではの女の子のドロドロが渦巻いています。
実写映画化もされていますが、原作の方がオススメ。
激しい雨の夜に読んでほしい。
https://www.yurinovel.com/darknessgirls/
二月公『声優ラジオのウラオモテ』
女子高生声優の主人公が、可愛いアイドル声優とラジオ番組をもつことになったけど…
えっ私の相方って同じクラスのあいつなの!?
という印象最悪からはじまる声優お仕事小説。
ケンカケンカとにかくケンカで、
ああ言えばこう言うをずっと繰り返す戦友タイプの百合。
https://www.yurinovel.com/seiyuuradio/
以上、8冊の女子高生百合でした。
気になった作品はぜひ読んでみてくださいね。
どの作品もすべて電子書籍化されています。

https://www.yurinovel.com/kindle/