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マンション火災の生き残り「あの事件の子」の苦悩と成長を描く『ユ・ウォン』

ユ・ウォン、感想
yuyakoyu
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彼女を苦しめたのは、善意。

百合濃度[jinstar2.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]

『ユ・ウォン』
著/ぺク・オニュ 訳/吉原育子
装画/あおのこ
出版/祥伝社

この作品はこんな人にオススメ

・「いい子」でいるのが辛い
・家族に苦手意識がある
・自分の生きている世界を好きになりたい

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生き残ったことへの罪悪感、葛藤…数々の痛みを乗り越えていく少女の物語。

『ユ・ウォン』はこんな人にオススメ

「いい子」でいるのが辛い

姉がマンションから落とさなければ、
おじさんが受け止めてくれなければ、
今、ユ・ウォンはいません。

だからこそ、姉やおじさんに感謝し、
すこやかに「いい子」に成長すべきという足枷が
ずっとユ・ウォンについてまわります。

その足枷をつけたまま、
出会ったのは自分と正反対のスヒョンで…。

家族に苦手意識がある

ユ・ウォンもスヒョンも、家族の誰かに対して
複雑な思いを抱いています。

家族だからこんなことを思ってはいけない
家族だから大切で好きでいなければならない

そんな呪いを感じたことのある方は、
ふたりが折り合いをつけていく姿に
勇気づけられたり、安心できるかもしれません。

自分の生きている世界を好きになりたい

ユ・ウォンは事故から十二年たった今も
「あの事件の子」という目で見られています。

自分はみんなを知らないのに、
みんなが自分を知っている。

どれだけ居心地が悪くても
生きていかなきゃいけなくて…。

ぜひ彼女の来し方行く末を見届けてください。

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『ユ・ウォン』感想&好きなポイント

なんといってもラストシーンの心地よさが好きです。
じんわりと広がる読後感がまた良い…。

家族に少なからずネガティブな思いを抱いたことのある方には
救いになる作品だと思います。

私はすこし自分を認めてもらえたようで楽になりました。

ユ・ウォンとスヒョンの関係も唯一無二で
この境遇にいるふたりだからこそのものだと感じました。
(ふんわりとしか言えないのでぜひ読んでみてください…!)

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こゆ
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@百合読書
年間100冊読む読書好き。わかりやすいツンデレが好物です。
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