佐藤真登『処刑少女の生きる道』人を救うために人を殺める

世界観に惹き込まれたら最後、
ページをめくる手が止まりません。
『処刑少女の生きる道(バージンロード)』
著/佐藤真登(さとうまと)
イラスト/ニリツ
出版/GA文庫
[box04 title=”あらすじ”]
この世界には、異世界の日本から『迷い人』がやってくる。
過去に迷い人の暴走が原因で世界的な大災害が起きたため、
彼らは見つけ次第『処刑人』が殺す必要があった。
――これは、彼女が彼女を殺すための物語。[/box04]
百合濃度[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
[box04 title=”この作品はこんな人にオススメ”]
・戦う女の子が好き
・中二病
・百合カップリングをたくさん読みたい[/box04]
百合とストーリー、どちらもしっかり楽しめます。
『処刑少女の生きる道』はこんな人にオススメ
戦う女の子が好き
主人公のメノウと補佐官のモモは、表向きには聖職者。
でも実際には異世界からきた人間を始末する処刑人。
- 処刑人 VS 異世界人。
- 処刑人 VS 一国のお姫様。
- 処刑人 VS 化け物。
1巻だけでもメノウたちは戦闘しっぱなしです。
力で押しきるだけでなく、知恵と機転を効かせた戦いっぷりがカッコイイ!
中二病
魔導と聞いてワクワクする人、
漢字がいっぱいの長~い呪文にゾクゾクする人。
絶対好きです。
メノウが使う魔導をひとつ紹介します。
『導力:接続ーー教典・十三章十三節ーー発動
【殉教の精神は愚かなほどに、尊い】』
これはかなり読みやすい方です。
もっと複雑な詠唱もあるので、かかってこいや!という人は
ぜひ読んでみてください。
百合カップリングをたくさん読みたい
主なキャラクターはこの動画に出てくる4人。
推しカプ論争が起こりそうなくらい
カップリングのパターンが多いです。
つれないタイプのカップリングが好きな人には特に刺さります。
『処刑少女の生きる道』感想&好きなポイント
中二病!百合!という私の大好物が揃っているので…
ハマりますよね。
「読者だけが知っているうまみ」を出すのが
とても上手な作家さんだと思います。
話の構成が巧みすぎる…。
『処刑少女の生きる道』補足情報
GA文庫大賞、7年ぶりの《大賞》作品
7年ぶりってすごいですね…。
ちなみに7年前に大賞を受賞した作品は『ダンまち』こと
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』です。
『処刑少女の生きる道』は2020年8月の段階で
シリーズ累計10万部を売り上げています。
(情報源は書籍のオビです)
コミック連載中
異世界ファンタジーを文章で読むのってなかなかエネルギーが要るので、
まずはマンガでお試しするのもアリです!
アニメ化決定!
2022年にアニメ化されることが決定しています!
一部キャストも発表されています。
続報が待ち遠しいですね!
最新巻情報はこちらからどうぞ。
https://www.yurinovel.com/release/