ライトノベル

綾里けいし『魔女の愛し仔』人と”人ならざる者”のおとぎ話

魔女の愛し仔,感想

 

これは人間と魔女の、愛と別れの物語。

 

『魔女の愛し仔』
著/綾里けいし(あやさとけいし)
イラスト/一色
出版/星海社

 

あらすじ

魔宴の夜、魔女集会へ生け贄として捧げられたサラは
古き魔女、エンゲル・ヘクセンナハトに拾われる。

『幸福になれなかった物語』を管理する彼女の書架には、
銀の鎖で封印された“呪われた御話”たちが眠っていた。

在るべき結末を迎えなかったお伽噺を幸せな終わりに導くため
サラは禁忌を破って独断専行、本の中へと飛び込んだ!

 

百合濃度

 

この作品はこんな人にオススメ

・種族ちがいの感情に惹かれる
・おとぎ話が好き
・せつないストーリーが好き

 

 

あなたの為なら、私はこの身を。

 

 

『魔女の愛し仔』はこんな人にオススメ

種族ちがいの感情に惹かれる

魔女の集会に生贄として捧げられたのは、人間の女の子、サラ。
そのサラを「愛し仔」として引きとったのは、魔女のエル。

人間と魔女。
種族のちがう二人はできることも、寿命もちがう。

容易に想像できてしまう未来を、二人はどう生きるのか。
ぜひ最後まで見届けてください。

 

おとぎ話が好き

エルは「幸福になれなかった物語」を管理する魔女。

私たちの知っている、赤ずきん、白雪姫、人魚姫などのおとぎ話が、
なんだかちょっとちがう結末を迎えています。

あれ?本当はどんな話だったっけ?と思うと共に、
おとぎ話の幸福とはなんなのか、考えさせられる内容です。

 

せつないストーリーが好き

「魔女が人間を拾ったって、ロクな結末が待っていやしないのに…」

冒頭で言われるこのセリフは本当なのか。
期待と不安を抱きながら読み進めた結末は…。

この結末をどうとるか、意見は分かれるかも…。

 

『魔女の愛し仔』感想&好きなポイント

エルの「お師様(エル)大好き!」感がとっても可愛いです。
大好きなお師様のためならと、ひたむきに立ち向かう姿が
可愛くて辛くて…。

ちなみに結末については私は「えっ」と、ちょっとショックを受けました。

けれど、エルの気持ちを考えると、しかたない、というか
むしろサラと過ごすうちに彼女が変わったという、
ゆるぎない証拠に感じて納得できました。

 

 

発売予定の百合ラノベ・小説
発売予定の百合ラノベ・小説まとめ【随時更新】 今後発売される百合ラノベ・小説の・発売日・店舗別特典のまとめ記事です。管理人が気付き次第、随時追加します。 百合作品を待つ楽しみが増...