ライトノベル

ツカサ『ノノノ・ワールドエンド』世界の終末を、望んでいたはずだった

ノノノワールドエンド,感想

 

霧に包まれて、世界は終末を迎える。

 

『ノノノ・ワールドエンド』
著/ツカサ
イラスト/so-bin
出版/ハヤカワ文庫

 

あらすじ

「世界なんて終わっちゃえばいい」
良いことなんて何もない毎日に絶望する中学三年生・ノノ。

白い霧に包まれた街から人々は消え、滅びのときは数日後に迫った。

望み通りの終末に怯えて逃げ出したノノは
「世界が終わっちゃうのは、あたしのせい」と告白する白衣の少女・加連と出会う。

 

百合濃度

 

この作品はこんな人にオススメ

・世界が終わればいいのにと思ったことがある
・一人になるのが怖い
・好きな人の役に立ちたい

 

 

私のことを、見てほしい。

 

 

『ノノノ・ワールドエンド』はこんな人にオススメ

世界が終わればいいのにと思ったことがある

霧が濃くなった世界。

視界はどんどん悪くなり、
さらには霧に包まれた人が消える現象まで起きる。

自分が消えるだけではない、
世界中の誰もを巻き込んで世界が終わるとしたら…。

静かに迫りくる終末に、得も知れぬ怖さが沸き立ちます。

 

一人になるのが怖い

主人公のノノは義父から逃げるうちに
「一人になる」ということの意味を知ります。

だからこそ、偶然出会った白衣を着た女の子、
加連を求めるのですが…。

二人の関係性が少しずつ変わってゆくさまが
微笑ましく、痛ましいです。

 

好きな人の役に立ちたい

何をしたらお互い「釣り合う」のか。
相手のために自分は何ができるのか。

ノノと加連、一緒に過ごすうちに
お互いがかけがえのない存在となっていくのが分かります。

 

『ノノノ・ワールドエンド』感想&好きなポイント

世界が終わることを私はバッドエンドだと思うんですけど、
それをハッピーエンドで包み込んだような、曖昧さが魅力の作品でした。

危機迫るシーンでお互いがとる行動が
勇気と必死さにあふれていて切なくなります。

ラストシーンが特に好きです。
とても良い終末百合でした…。オススメです!

 

 

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