ライトノベル

陸道烈夏『こわれたせかいのむこうがわ』知恵と勇気の逃避行

こわれたせかいのむこうがわ,感想

 

ラジオから知恵を、勇気を胸に、突き進む。

 

『こわれたせかいのむこうがわ~少女たちのディストピア生存術~』
著/陸道烈夏(りくどうれっか)
イラスト/カーミン@よどみない
出版/電撃文庫

 

あらすじ

《フウ》――最下層の孤独少女。
友は小鳥のアサと、ジャンク屋の片隅で見つけた、古いラジオのみ。

《カザクラ》――マイペースな腹ぺこガール。
出会った瞬間からフウを「お兄ちゃん」と慕い、陽気な笑顔でつきまとってくる。

そんな二人が出会ったここは、世界にただ一つ残るヒトの国。
だが、彼女たちが知る世界は、全部大ウソだった。

 

百合濃度

 

この作品はこんな人にオススメ

・冒険譚が好き
・勉強がニガテ
・バトルが好き

 

 

今、少女たちの《世界一ヘヴィな脱出劇》が始まる。

 

 

『こわれたせかいのむこうがわ』はこんな人にオススメ

冒険譚が好き

主人公のフウは突如出会った少女、カザクラとともに
どんどん降りかかるピンチを乗り越えていきます。

ふたりの共闘で道が拓けていくさまは圧巻です。

 

勉強がニガテ

フウはラジオ番組からさまざまなことを学びます。
たとえば科学、地理、経済など。

フウのすごいところは、知識を得て満足するだけではなく、
自分の中におとしこんで、実行していくところ。

学んだことを活かしていくフウを見ていると
勉強する意欲がわいてくるかもしれません。

 

バトルが好き

バトルシーンの読みごたえバツグンです!

フウは知恵と勇気をふりしぼり、
カザクラは圧倒的な能力でサポートします。

敵となる獣や人、人造人間はゾッとする恐ろしさがあり、
手に汗にぎる展開とはこのことか…!と思わされます。

 

 

『こわれたせかいのむこうがわ』感想&好きなポイント

自分が生きるだけで必死なのに、
やさしさを捨てられないフウがいじらしくてたまりません。

そして現状を変えていく姿がカッコイイ!

けっして知識だけの頭でっかちにならず、
「では自分の場合は何ができるか?」を考えて行動するんです。
これってとても難しいことだと思うんだよなぁ…。

常にきびしい状況におかれているフウなので、
カザクラと小競り合いするシーンに癒されます。ほんとに。

 

『こわれたせかいのむこうがわ』補足情報

第26回電撃小説大賞の《銀賞》を受賞した作品です。

2巻も発売中です!
発売情報はこちらの記事をどうぞ。

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